竹で火吹き棒を作る。

冒険

先日のキャンプでいい感じの竹が落ちてたので、前から欲しかった火吹き棒を製作しました。

製作というほどでもない、誰でも簡単に作れる物ですが…

竹なんて生えてないキャンプ場でしたが、こんなところになぜか良い感じの竹が…

一節が1番まっすぐで長い場所を、両端の節の部分が残るように切ります。竹は切るときに思い切って切らないと縦に割れが発生してしまうので、なるべく鋭いノコギリでスパッと切ります。節より外側はあまり残しすぎると後々穴を開けづらいので、5mm〜10mm位残せば良いと思います。

カットするとき少し引っかかってしまったので、ちょっと切り口がギザギザになってしまいました…

こちらの方が肉薄なのでこっちを吹き口にして…

肉厚なこちらを出口にします。

キリとかアイスピックとかが有れば穴あけも簡単に出来そうですが…無いのでナイフで開けました。

ちょっとナイフが太いのでやりづらいですが、なんとか開きました。

穴のでかいこちらが吹き口。

穴の小さいこちらが出口。

狭いところをナイフでグリグリしたのでバリが出てしまいましたが、軽く焚き火で中を焼けば細いバリはすぐ取れます。

最後に竹全体を火で軽く炙ります。竹は炙ると色が燻んできて、さらに油が表面に出てくるのでツヤが出るそうです。ただ炙りすぎると炭化してしまうというか燃えてしまうのである程度遠火で回しながら炙ります。

これで完成。

竹が余ったので、ちょうど箸を持ってきてなかったのでついでに箸も作りました。竹を切って割いて、持った時に痛くないように角を落としただけですが…竹なので丈夫な良い箸がすぐに出来ます。

火吹き棒があると火のコントロールがしやすくなります。そしてキャンプしてる感もちょっとだけ上がります。

そして簡単な工作ですが、キャンプしながらこういう物を作るのは案外楽しいものだということに今回気づきました。

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